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2012年6月

2012年6月22日 (金)

もちつもたれつ 9

 いま、日本の状況は、他の諸外国にくらべて如何なるものか?

 戦後、70年近くが経過し、その当時から比べたら大きく発展を遂げて

 来た事は、誰も疑う余地はないが、その発展の影に無くして来たものも

 又多かったことも事実だろう。

 その無くして来たものではやり、もう一度リニューアルし復活させる必要

 があるのは、この文章の題目にもなっている『もちつもたれつ』という精神

 であろう。ちょっと情緒的にはなるが、今の状態を脱する為にも、短い間

 で判断する決断力や行動力も今のグローバル化の中では必要な事では

 あるが、それらを達成する為にも、日本は日本人にあった働く環境や生活

 する環境の整備にもう一度考える必要はあるのではないか?単年度の利益

 だけではなく、その利益を出し続けることができる根を張った大木を育て上げる、

 ビジョンや覚悟が必要で、それらを支える為にも、『ひと』と『ひと』の結びつき

 を強固にし支えあえる、新しくも懐かしい制度の構築が必要ではないか?

 それが、日本が『世界の奇跡』と呼ばれた当時と同じように、目を輝かせ、未来を

 つくりあげる原動力になることを信じる。

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2012年6月 6日 (水)

もちつもたれつ 8

 日常の中に、個人を守る術をもっていた日本人。

 先達たちのご苦労の賜物が、今は昔になり、個人個人の生活に

 防御する術がなくなりつつある。

 確かに、個人情報保護法なるものは、後付けであるが、本当に

 機能しているのだろうか?

 それは、会社組織の中でも同じで、年功序列や終身雇用といった

 従来型の日本の雇用形態も、死に体であろう。

 それもこれも、欧米型の生活のありかたであり、雇用形態や人事考課

 に他ならない。

 それで、日本人として生活を守るためのセーフティーネットを構築でき

 ているのだろうか?

 些か、現状をみるに疑問しか残らない。

 

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2012年6月 5日 (火)

もちつもたれつ 7

 『向こう三軒両隣』という言葉がある。

 地理的な言葉ではないことは、誰でもわかるだろうが。

 こういう風景を体験している人が多くない事も事実だろう。

 だから、真にこの言葉を理解できる人も少ないかもしれない。

 自分の家を中心に、通りを挟んで3軒と両隣を意味するが

 昔からの近所付き合いを積極的に行っていた近所を意味する

 ただ、それだけなら地理的な要素が強いが・・・・・

 実際は、むかしから、個々人を守る為のセーフティーネットの

 要素が強い。

 いわゆるコミュニティーとしての単位と同時に、他人との関り

 や、隣人同志のトラブルを未然に防ぐ先達の知恵だったの

 だろう。その知恵の集積が『向こう三軒両隣』という言葉になり

 それを伝えてきた。

 しかし、その言葉が死後となった今、逆に『孤独死』なる言葉

 が一人歩きし、現代の問題のひとつにのし上った。

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